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食品の着色料などでも活用

素材

物質の特性とリスクとは

酸化チタンはチタンの化合物で、大気汚染などの原因となる硫黄酸化物、窒素化合物を分解して除去してくれる特性を持っています。他にも住宅などのシックハウス症候群を引き起こすアレルギー物質を分解する働きも存在することで、環境汚染対策にも優れている物質です。日本で食品で使用される用途には制限があり、着色料以外に利用することができない性質があります。他にも化粧品として使う場合には、粉状にしてそれを皮膚に塗布することで紫外線を遮る効果を持っているため、紫外線対策にも有効です。さらに食品や化粧品などの人体に向けて使用される他に、プラスチック・ゴムなどの素材にも幅広く利用されているのが酸化チタンが使われます。酸化チタンには危険性や毒性などのリスクが存在するかについては、世界的には発がん性のある物質として分類されています。国内でも人に対して発がん性が疑われる物質としても捉えられておりますが、ただがんの発生との因果関係では根拠が乏しいので、あくまでも疑われる物質として分類されているだけとなります。現在は食品としては着色料に含まれているだけで、それほど含まれていないため、大量摂取しない限り、毒性があるわけでないのは事実です。経口摂取よりも酸化チタンは吸入した方がリスクが高く、例えば呼吸器系統の炎症・異常・代謝への影響が存在します。そのため産業用として、吸入をする危険性が高い仕事などでは防塵マスクの着用することがベストとなります。